財政安定化基金

 

 (ざいせいあんていかききん)


財政安定化基金とは、市町村が通常の努力を行ってもなお生じる保険料未納や給付費の見込みを超えて支出が増大した場合の財政不足について、貸付・交付事業を行うために、都道府県に設置されている基金をいう。赤字を埋めるための一般会計からの繰り入れを回避するために設けられたものである。

基金の財源は国の負担金、都道府県の負担金、市町村の拠出金が各3分の1ずつで、うち市町村拠出金については、第1号保険料を充てる。

貸付・交付の対象は、介護給付及び予防給付、地域支援事業に要した費用の額等であり、市町村が条例で支給限度額を引き上げる「上乗せサービス」や市町村特別給付、いわゆる「横出しサービス」は除かれる。

 

 

■出典:『介護保険関係法令実務便覧』第一法規株式会社